他人のやる事だし、知らない人だから別にいいんだけど。
以前のブログで紹介した動画https://tomotan39.com/?p=302のクリエイターきびまらさんがnoteでブログを書いているのを見つけて読んでみた。
「違う筋肉の使い方をする練習になりました」「日常会話で雑に投げられるスタンプ」という部分が気になった。
「違う筋肉の使い方をする練習になりました」というのは多分、本音としては「自分の好きに作れない、意に沿わない制約だらけの不本意な作業だった」というのが事実で、それを「不本意な下請け仕事だった」と認めると自分のクリエイターとしてのプライドが傷つくので、「これは成長のためのトレーニング(違う筋肉の練習)だったのだ」と脳内で肯定的な意味づけに書き換えている(いわゆる認知の合理化・自己防衛)。今後の案件獲得やキャリアの正当化のために、不都合な受託の現実をポジティブな言葉でコーティングしている状態。
「日常会話で雑に投げられるスタンプ」という部分の「雑に」は本来「気軽に」「気兼ねなく」と表現するのが本来の意図に叶った自然な日本語。自分に対して使うならともかく、スタンプを買うお客さんやファンの行動を「雑」と表現してしまっているのは文字通り雑に感じた。
その後チラッとAIにnote書かせるってどうなの?https://note.com/kibimara/n/n817cd88b0e11を読んで、あれ?と思った。きびまらさんはこの記事は全てAIに書かせている。前の2つは壁打ちして書いていると言っているけど、比べてみても前の2つもこの記事と同じクオリティ!
そこで「きびまらさんのいう壁打ちってどんなもの?」という疑問を感じた。きびまらさんの中で核となる体験や思考、表現したい軸が先にあって、それを壁打ち相手や編集者としてAIを使い、表現を研ぎ澄ませたり構成を整えたりしたっていうこと?主導権は常に「きびまらさん」にあり、きびまらさんの血肉になった言葉をジャッジして手直ししているって意味?
違うよねwだって前の2つのブログとAIに全部書かせたブログのクオリティが一緒だもん。壁打ちっていうのは本来、自分の中に強烈なアイデアや視点があって、それをどう論理立てるか・どう表現するかをAIに相談するというアプローチでしょ?でもきびまらさんがやっている壁打ちの実態は、作業の断片化・丸投げだよね? 構成や分類の整理を丸投げし、イラスト生成のプロンプト出しをし(これは私の主人もよくやってて感動してるw) 、自分の実績(テレビ番組、MV制作など)の単言をAIに渡して、「いい感じのトーンで文章を繋げて」と生成させているだけなんじゃないw?つまり、きびまらさんにとっての「壁打ち」とは、「構成案の作成、情報の調査、イラスト作成、文章の清書をAIというアシスタントに分業して作らせた」という作業プロセスのことに過ぎない。
実績の列挙(テレビ、MV、案件など)は一次情報。「ヤバイヤバイヤバイ」っていう表現もオリジナルかな?多分きびまらさんがAIに渡したオリジナル情報ってこれくらいじゃないかな🤔?
そんなことを考えながらきびまらさんのYouTubeチャンネルhttps://youtube.com/@kibimara?si=HZHuZf6cF_ORkZf7を見に行ったら、気づいちゃった!
事実は分からないけど、もしかしてきびまらさんは動画を作成する時にほとんどアイデア出ししていないんじゃないか?って😳初見ではすごいなーって思っていたけど、ブログを読んでちょっと捉え方が変わった。こういう動画のアイデアってこの人のオリジナルじゃないよね?オリジナルだと思ってたけど、あそこまでAIに丸投げしてる人がこんなに色々オリジナルで思いつくはずない。自分が好きなお笑い動画や昔流行った番組をAIに見せて作ってもらってるだけじゃないの?
一覧にある動画のほとんどは、テレビで長年親しまれてきた有名番組や既存のバラエティのフォーマット(型)そのもの。 『SASUKE』 ➔ 「AIが作った史上最悪のアスレチック番組」 『笑ってはいけない』 ➔ 「笑ってはいけないヒーローショー」 『逃走中』 ➔ 「AIに支配された逃走ゲーム」 『芸能人格付けチェック』 ➔ 「AI格付けチェック」 『開運!なんでも鑑定団』 ➔ 「存在しないお宝鑑定番組」
ゼロから全く新しい番組のルールや概念を作っているわけではなく、「誰もが知っている既存のテレビ番組のフォーマット」の中に「AIで生成したカオスな画像や支離滅裂な展開」を流し込んでいるだけ。
AIに対して簡単な指示を出せば、誰でもこの動画の台本や構成案が作れてしまうのではないか?重課金さえすればの話だけど(笑)「『SASUKE』みたいなアスレチック番組のパロディを作りたい。支離滅裂でカオスな設定でアイデアを出して。」 「『格付けチェック』で絶対にあり得ない不条理な選択肢で間違える展開のコント台本を書いて」。
つまり、この人がやっているのはオリジナルな企画の発想ではなく、既存のお笑い・バラエティ番組のデータベースをAIに入力して、AIにカオスなボケを出力させているだけ、なんじゃない?
私も含めて観た人は、馴染みのあるフォーマットだから共感しやすい。パッと見はこんなシュールで面白い映像企画を思いつくなんてすごい!と感じてしまうのかな?
他人のアイデアのパクリ構造もなんか悲しいね。きびまらさんは、「この動画は、きびまらが企画・構成・台本作成・AI映像生成・編集を行ったオリジナルの架空番組です」という主張を概要欄に貼っている。
例えば、本物のお笑い番組は芸人や番組制作陣が、何ヶ月もかけて「どういうルールなら人間が一番面白がるか」というアイデアや構造をゼロから発明したもの。きびまらさんは その一番美味しい構造(型)だけを無断で拝借し、中身の映像や音声(具体的な表現)をAI生成に変えることで、法的な著作権侵害(盗用)としての摘発を巧みに回避している。
これ、AIじゃなくて他局の番組がパクったら?って置き換えたら、絶対に許されないことだし、そんな事を実際にやったら芸人生命、作家生命が終わるよねwなんでAIクリエイターはこういうタダ乗りが許されているのかな?AIがやったことと白を切って逃げられると思っているんだろうけど、AIはきびまらさんがやりたいことを実行している手助けをしているだけで、責任者はAIではなくきびまらさんだよね?手柄は自分のもの、不都合な責任はAIのせいなんてダサいじゃん?「クリエイター」を名乗るなら、責任もちゃんと取らなきゃね?
それに、本当に自分の発想と美学でゼロから生み出したオリジナル作品なら、ここまで過剰に「これはフィクションです」「自分が企画したオリジナルです」と保身の壁を張り巡らせる必要はないんじゃない?「他人のアイデアにタダ乗り(フリーライド)してAIに作らせている」という自覚や後ろめたさがあるからこそ、こうした免責文句を敷き詰めて「これは僕の作品です」と自己正当化せざるを得ないんじゃないかな?まぁ、AIに丸投げなのに何故か自己評価が高い部分もあって、「私は次世代の三谷幸喜だ!小室哲哉だ!」みたいな勘違いも含まれている感じもするけど。野﨑さんのレシピをパクって平然としているファビオみたいなもんなのだと思う🙂
音楽もね…https://note.com/kibimara/n/nc47420a45565アーティストを導くプロデューサーだ、みたいなおしゃれなストーリーにすり替えて語っているけど、きびまらさんのやってることって「ガチャを引き続けて当たりを選ぶ作業」だよねw自分の音楽的思想や表現したい美学があって楽曲をプロデュースしているのではなく、大量のガチャを引いて、人間の耳に引っかかりそうな出力を拾い集めて並べているだけ。ご本人の中にキラキラの源泉があるわけじゃなく、どこかから集めてきたビッグデータの情報をAIが組み合わせて提示してるだけなんだよね。
音楽プロデューサーというのは、人間の思想と技術と情熱を注ぎ込んで、新しい音楽価値をゼロから生み出す創造者。きびまらさんがやっているのは、AIという巨大な自動販売機にコインを入れ続け、出てきたジュースの中から「これが一番おいしいね」と選んで「私がこの味をプロデュースしました」とドヤ顔をしているだけなのだと思う。
別にいいんだけどさ。今が過渡期だから通用しているだけで、みんなが同じ事をしたら状況は変わるだろうし。倫理観を求められるようになるかもしれない。企業案件っていうのも、未知の存在(AIでのコンテンツ生成)に対してのリスクヘッジなのだろうし。何か問題が起きたら社外の人間だったらトカゲの尻尾切りで終われる。委託先がミスったってことにできるもんね。本人はクリエイターだと思っているけど、高度な表現力やカリスマ性を求めているからではなく、自社でリスクを取りたくないだけだからなー。
うーん、実態がわかった(推測して考察できた)今は好んで見たくはなくなっちゃった。ブログを読まなきゃきびまらさんの素の「思考の浅さ」や「言語化の質の低さ」、動画の元ネタへの依存に気づかなかったのが恥ずかしい😂